事務系独身アラサーが親知らずを 抜く

事務系独身アラサーが親知らずを4本抜く話です。

親知らずと終わり

「ですので高額療養費として請求できるのは

 入院手術した分の診療費だけとなりますね。

 では請求申請書にご記入ください。」

 

もう削られなくなって良いような悪いような。

必要事項を専用の用紙に記入して手続きは完了した。

 

「返還は2~3か月後になります。」

 

めっちゃ先やん。

 

「返還されたら通知書が届きますのでご確認くださいね~。」

 

こうして協会けんぽを後にした。

 

おそらく返還されるのは4,000円くらいだろう。

 

一つの病院でまとめることができたら

月をまたがなければ

とは思ったが

もう終わったことは仕方がないので

おとなしく返還を待つことにした。

 

病院にかかろうとするときは

もっといろいろちゃんと調べるべきですねー。

 

というわけで今回親知らず抜歯に関係する

かかった費用と収入(?)は以下の通り。

全部約が入りますよ。

 

費用

・歯科医院の初診 1,500円

・歯科医院の紹介状代 1,000円

・総合病院の初診 4,000円

・入院手術代 40,000円

・歯科医院抜糸代 700円

・診断書代×2 11,000円

・非課税証明書代 350円

合計 58,550円

 

収入

スヌーピー保険 10,000円

・郵便保険 21,000円

・高額療養費返還分 4,000円

合計 35,000円

 

親知らず抜歯にかかった医療費

約 23,550円

 

※注意※

お金についてはすべてが概算だよ!

時期とか病院とかによってかなり変動するからほんと参考程度だよ!

 

いろいろ間違っているかもだけど

本人の頭の弱さが原因だよ!

注意してもらってもどこを注意されてるかわからない程だよ!

 

 

 

じゃあな!

 

歯磨いて寝ろよ!

 

 

親知らずと協会けんぽ

 非課税証明書をもらった足で協会けんぽに向かった。

 

役所と協会けんぽって

どこも近くにあるもんなのかね。

 

まあ普通の人はなかなか行かないからいいか。

 

協会けんぽに着いて

高額療養費の請求をしたいことを伝えると

ブースに通されて必要書類を提出するように言われた。

 

協会けんぽの職員って公務員?半公務員?

無駄に美人な人が担当だった。

 

保険証、クリア。

非課税証明書、クリア。

診察領収証、引っかかった。

 

今回の親知らず診察にかかった領収証を全て持って行ったので

全部をとりあえず見てもらった。

 

「最初の歯科医院の明細書は21,000円を超えていないので除外されます。」

 

おぎょん。

つまり一つの病院で全部の治療を終わらせていれば

高額療養費の対象になったってことね。

 

「総合病院の診察は初診と入院日が月をまたいでいますので

 医療費がかかっている月の分だけが請求できます。」

 

おふう。

つまり月をまたがなければ初診も高額療養費の対象になったと。

 

無知って怖い。

一つの病気やけがを治すのに

月代わりを意識しなければいけないのか。

 

「診断書代は診療費に入らないので除外されます。

 診療費以外の食事代や容器代なども除外されます。」

 

ほほう。

つまり領収書の中から診療費だけが高額療養費の対象になると。

 

どんどん自分の支払った医療費が除外されていって

逆に面白くなってきた。

さあとことん削るがいい!

 

 

親知らずと役所

 まず役所の住民税課に行った。

 

受付の前に用紙があるのでそれを書いていると

発行できる書類の種類の中に

 

・課税証明書

・非課税証明書

 

があった。

 

どっちやねん。

まあ協会けんぽの人は非課税証明書って言ってたから

非課税証明でいいんだろう。

 

非課税証明書のところに丸を付けて受付に持っていくと

 

「非課税証明書?

 課税証明書じゃなくて?

 それに平成26年分の証明でいいの?」

 

こっちですらややこしいことをマシンガンのように質問されたよ。

 

「なんに使う書類ですか?」

 

高額療養費請求です。

 

「・・・なにそれ。」

 

マジでか。

 

役所の人は高額療養費のこと知らんのか。

 

人によって知識の差はあると思うが

違う役所のことを知らない人はそれほど少なくないんだろうな。

 

「26年分なのは間違いないんだよね?」

 

はいそれは(たぶん)間違いないです。

 

「じゃあ26年分の課税証明書と非課税証明書両方作っとくから

 電話か何かでどっちが必要か聞いてみて。」

 

なんか無駄に優しいな。

窓口空いてたからか。

 

そもそも住民税の課税証明書って他に何に使うんだろうな。

 

とどうでもいいことを考えながら

協会けんぽに電話してみた。

 

「はい協会けんぽです。」

 

あの高額療養費の請求をするために非課税証明書が必要って言われて

今役所にいるんですけど

非課税証明書と課税証明書のどっちが必要ですか?

 

「・・・えー・・・」

 

迷っていらっしゃる。

 

「たぶん非課税証明書で良いと思いますが

 どういう違いがあるんでしょうね。」

 

電話しながら市民税課の窓口の人に2つの書類の違いを聞いてみた。

 

「課税証明書は

 あなたがこの年に○○円、今回の場合0円課税されていますという証明

 非課税証明書は

 あなたはこの年に住民税が非課税になっていますという証明になります。」

 

窓口の人の言葉をそのまま電話の協会けんぽの人に伝えたところ

 

「では非課税証明書が必要になりますので

 非課税証明書をもらって協会けんぽにお越しください。」

 

謎が解けたで工藤!

非課税証明書ください!

 

「はい、書類発行代350円になります。」

 

2枚分作ってくれてたのに1枚分の代金にしてくれて

あざっす!

 

公務員はこんな人を毎日相手にしてて大変だなと思いましたまる