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事務系独身アラサーが親知らずを 抜く

事務系独身アラサーが親知らずを4本抜く話です。

親知らずと説明

説明室はナースセンターの向かい側にあった。

 

思いっきり案内スルーしてたけど

まあ全員が全員説明を受ける訳じゃないから

説明を省いたのかも知れない。

 

説明室の中はオフィス机とパソコン

椅子が4脚ほどあるだけだった。

 

ドアから一番近い椅子に座ると

ナースからの説明が始まった。

 

「じゃあこれから入院と手術の説明をしていきます。

 よろしくお願いします。

 今回は親知らずの抜歯と言うことでよろしいですね。」

 

へいそうです。

 

「では患者さんを識別するためのリストバンドをつけさせていただきます。」

 

リストバンド。

 

細長い紙状のものを左手首につけられた。

 

「これ簡単には外せないし

 水にも溶けない特殊な紙を使っています。

 アレルギーも出ないようになっていますが

 どうしてもつけたくないというときはご相談ください。」

 

識別は必要だと思うので

特に問題はないと言うことを伝えた。

 

「ありがとうございます。

 それではこれからの予定を話しますね。

 説明を聞いた後病室に戻って

 この手術着に着替えてください。」

 

そう言って出してきたのは

薄いピンク色のワンピースのような服だった。

 

「下の下着以外は全部脱いでこれに着替えてくださいね。

 手術は13時から始まります。」

 

えっ。

今まだ10時半くらいなのに

2時間半手術着を着なければいけないのか。

 

「手術前に点滴を3本打ちます。

 点滴を付けると着替えにくいので

 先に手術着に着替えてもらっています。」

 

なるほどそういうことね。

点滴のチューブが絡まりながら

着替えている姿が容易に想像できる。

 

「手術直前になったら

 ヘアキャップも付けてもらいますね。」

 

おわあ温泉村とかで見たことあるキャップだ。

 

ちびまる子ちゃんのお母さんみたいな人がよく付けてるやつだ。