事務系独身アラサーが親知らずを 抜く

事務系独身アラサーが親知らずを4本抜く話です。

親知らずと夕食

本を少し読みすすめたぐらいで夕食が運ばれてきた。

 

夕食の内容はこんな感じだった。

・春雨入り魚すき焼き風

・高野豆腐とかぼちゃといんげんの煮物

・ほうれん草のみそ和え

・おかゆ

・リンゴジュース

 

夕食が乗っているトレーの端にはお品書きが載っていて

それには鶏肉禁止と書かれていた。

 

筋が挟まりやすいから食べちゃダメなのだろうか。

 

スプーンとお箸を駆使して夕食を食べてみた。

 

局所麻酔がまだ残っていて

ちゃんと食べ物が口の中に収まっている確証が得られないくらいだった。

 

それでもおなかは空いていたので

ゆっくり食べ進めていると

歯茎が痛くなってきた。

 

最初は少し痛いくらいだったのだが

どんどんズキズキと痛くなっていったので

耐え切れなくなって痛み止めを飲んだ。

 

痛み止めを飲んだら10分くらいで痛みはなくなった。

 

痛み止めすげえ。

これがあればすべての痛みから解放されるのではないか。

そりゃ6時間空けて飲まなきゃいけないわけだぜ。

 

痛みがなくなってモリモリご飯を食べ終わった。

菌を殺す薬も飲んだ。

 

配膳の人がトレーを回収した。

 

食後すぐに歯磨きとイソジンをしてくださいと言われたので

洗面台で歯磨きをした。

 

歯磨きといっても

親知らずがあった傷口に当たらないように

鏡をじっくり見ながら歯ブラシで歯をこする程度にしか磨けなかった。

 

歯磨きじゃねえよ歯こすりだよ。

 

まだまだ局所麻酔が残っているから

口から水が出るわ出るわ。

うがいで口からあふれるあふれる。

イソジン垂れる垂れる。

 

タオル首からかけるの必須。

 

ご飯食べるよりも

歯磨きとイソジンうがいの方が大変だった。