事務系独身アラサーが親知らずを 抜く

事務系独身アラサーが親知らずを4本抜く話です。

親知らずと起床

大仕事が終わってベッドに戻り

暇になったのでベッドの上でまた本を読み進めていると

看護師さんが回診にやってきた。

 

「調子がいかがですかー?」

 

体調は問題ないこと

食事中に痛みがあったので痛み止めを飲んだことを話した。

 

「痛み止め飲んだんですね分かりましたー。

 もしまた痛くなったらナースコールで呼んでくださいね。」

 

そういいながら熱と血圧を測り始めた。

 

熱も血圧も平常値だった。

 

「明日朝に診察を受けて

 痛みがなくて血も止まっていたら退院ですので

 よろしくお願いしますねー。」

 

と言って看護師は去って行った。

 

おそらく今のが本日最後の回診なのだろう。

 

寝ようと思えば寝れるけれど

食後すぐに寝たくなかったので

途中までだった本を読み進めることにした。

 

本を読み終わった時間は午後9時30分。

 

ちょうど良い時間だったのでそのまま寝ることにした。

 

病室は10時消灯なのだが

すぐに寝れる状態だったので

明るいままでも十分に寝れた。

 

ぐーすかぴーと寝ていたら

病室の外から物音がしたので起きてしまった。

 

時計を見てみたら午前2時。

 

物音は看護師が見回りに来ている音だった。

 

見回りの時って

懐中電灯の光を患者に直当てするんだな。

 

まぶしくて余計に目が覚めた。

 

むやみに患者を起こさないように

見回りする人はナイトスコープつけたらいいのに。

 

なんかこの世のものではないものも見えるから

スコープはつけないのかな。

 

懐中電灯に照らされて一瞬は目が覚めたけど

またすぐに眠くなった。

 

おそらくさっきまでの眠気は麻酔による眠気で

今起きている眠気は純粋?な眠気なんだろう。

 

眼を閉じたら普通に寝れそうなので普通に寝た。