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事務系独身アラサーが親知らずを 抜く

事務系独身アラサーが親知らずを4本抜く話です。

親知らずと荷作り

「親知らずを全部抜いたんですよねー。」

 

医師は診察台を倒しながら状況を確認する。

口の中を慣れた様子で検診していく。

 

「うん血も出てないし腫れてもないから

 今日退院できますねー。」

 

なんだつまらん。

そんな予感はしていたけども。

 

「抜糸はかかりつけの歯医者さんで

 2週間後ぐらいにしてくださいねー。

 あとかたいもの食べないようにしてくださいねー。

 はいお疲れ様でしたーもういいですよー。」

 

診察台から降りて医師たちに感謝の意を述べ

診察室を後にした。

 

病室に戻ってベッドに座り一息ついた。

 

退院かー。

何事もない感じだったなー。

 

ぼーっとしながら時計を見ると

時間が8時半だった。

 

クリニカルパスを見ると

退院は10時ごろと書いてあった。

 

あと1時間半もあるけど何すんだろ。

 

そう思っていたら看護師が現れた。

 

「今日退院なんですよね。

 治療費は後日ご自宅に請求書送りますか?

 それとも今日払っていきますか?」

 

どれくらい治療費がかかるか分からなかったが

さっさと治療費を払っておきたかったので

今日支払ことにした。

 

「分かりました。

 じゃあ後で会計の人が請求書持ってくるので

 それまで待っててくださいね。

 あと退院後の諸注意が書いた紙も渡すので

 それができるまで待っててください。

 その2つをもらったら退院していただいていいですよ。」

 

承知して看護師は病室を後にした。

 

とりあえず書類が来るまで待つかーとも思ったが

そういえば着替えないといけないんだなと気付いたので

荷物をまとめることにした。

 

Tシャツとジャージから入院しに来た時の服に着替え

持ち物をトートバックに詰めていった。

 

紙コップなどのごみはビニール袋に入れて縛って

ナースステーションの近くにあったごみ箱に入れた。