事務系独身アラサーが親知らずを 抜く

事務系独身アラサーが親知らずを4本抜く話です。

親知らずと治療費

請求書をちらりと見たら治療費が載っていた。

 

約4万。

 

安いのか高いのか微妙なニュアンス。

まあ妥当というところだろう。

 

全ての書類がそろったので

病室を後にすることにした。

 

ありがとうベッド。

快適な寝心地だった。

 

ありがとう同じ病室の人。

手術控えている人頑張ってくれ。

 

ありがとうトイレ。

広かった。

 

ありがとう洗面台。

イソジンを洗い流すのに苦労した。

 

ありがとう談話室。

煎茶おいしかった。

 

ありがとうナースステーション。

誰もいなかった。

 

来た道と逆の道をたどり

エレベーターで1階に下り

1日ぶりの受付に到着した。

 

会計の人から会計受付の方に行けと言われたので

会計受付で請求書を出したら

 

「それはもう処理が終わっているので

 隣の精算受付に行ってください。」

 

とぶっきらぼうに言われた。

 

じゃあ初めから精算受付に行けって言わんかい。

 

なんとなくそのまま精算受付に行きたくなかったので

受付のすぐ近くのATMに寄って

治療費と同等額をおろした。

 

精算受付に行って治療費を現金で支払った。

 

めっちゃ長い治療明細と治療費明細をもらった。

 

「お大事にー。」

 

と言われたので

そういえば保険会社に給付金請求するんだなと思い出して

診断書ってどうやってもらえますかと聞いてみた。

 

「えっとそこにある紙に必要事項を書いて

 あっちの各種証明受付で渡してください。」

 

と分かりやすく説明してくれた。

会計受付の人との差はなんなんだ。

 

診断書請求用紙には

どこの科を受けたか

どの保険会社に出すか

どの期間の入院or手術or通院を証明するか

など事細かに記入しなければならなかった。

 

これ親知らずぐらいだったらすぐ書けるけど

重病の人が書くのきついんじゃないか?

 

深くは気にしないでおこう。