事務系独身アラサーが親知らずを 抜く

事務系独身アラサーが親知らずを4本抜く話です。

親知らずと総合病院

自宅に戻って

紹介状が入っている封筒を見てみると

糊付けしてあって紹介状を見ることができなかった。

 

きっと医者にしか分からないような暗号めいた紹介状なのだろう。

素人が見ても意味がないから封しているんだろう。

 

とりあえず中を見ることはせず

総合病院に行くまで放置することにした。

 

紹介状をもらってから3日後。

歯科医院から手紙が来た。

 

「ちゃんとした予約が取れていませんでした。

 正式に予約を取り予約票を送付しますので

 紹介状と一緒に総合病院の受付で渡してください。」

 

まさか時間差で予感が的中するとは。

 

予約票には

総合病院の場所

持参物

受付時間などが書かれていた。

 

これで総合病院に行く準備は整った。

 

今のところの不安として

入院するのかどうかと

希望した日に手術ができるかという点だ。

 

入院はできるならばしたくないが

好奇心で入院してみたい気もする。

 

せっかくいい感じに連休が取れているので

できれば連休初日に手術がしたいのだが

手術の予定が混み合っていたら

下手したら何か月も後になってしまうかもしれない。

 

歯科医院の医師は

 

「あとは総合病院の先生との相談次第だね」

 

と言っていたので

ネゴシエーション力が重要になってくる。

 

親知らずを抜くだけで

こんなに様々な力を使うとは思わなかった。

 

きっと親知らずを抜くときは

体力精神力その他もろもろの力を使い果たして

真っ白に燃え尽きるんだろうな。

 

総合病院に行く前日は

なるべく匂いのしない料理を食べることにした。

 

そして総合病院の予約をした日。

 

朝6時半に起きましたよ。

 

仕事行く日よりも起きるの早いぞ。

 

ご飯食べて

歯磨いて

服着替えて

紹介状と予約票をカバンの中に入れた。

 

8時になったので

家を出て自転車に乗った。