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事務系独身アラサーが親知らずを 抜く

事務系独身アラサーが親知らずを4本抜く話です。

親知らずとマンモ

「カルテに挟まっている紙に書かれている順番通りに検査を受けてきてください。

 レントゲン室と採血室はどちらが先でもいいですよ。

 検査が終わったらまたここに戻ってきてください。」

 

総合病院で初めてのおつかい。

 

「採血室は混んでるようだから

 先にレントゲンに行った方がいいかもね。」

 

口腔外科の受付から採血室が見えるのだが

採血室からあふれんばかりに人が待っている様子が伺えた。

 

どんだけ血を取るんだこの病院は。

 

とりあえず言われたとおりにレントゲン室に向かうことにした。

 

レントゲン室は人っ子一人待ってはいなかった。

 

レントゲン室の人にカルテを渡して近くで待っていたら

先ほどカルテを渡した人が

 

「どうぞー」

 

とレントゲン室の中に通すほどだった。

 

レントゲンへの需要求む。

 

レントゲン室に入ってすぐ右に見たことのあるレントゲン台が見えた。

 

歯科医院のレントゲン台は座って撮影するものだったが

総合病院のは立って撮影するものだった。

 

左右のレバーを手に持って

台に顎を置き

スポンジのようなものを噛まされた。

 

「動かないでくださいねー」

 

と言って技師が別室に行くと

すぐにレントゲンが動き出した。

 

ぐるぐると周りを回って

シュインシュインと音がする。

 

顔が動かしてはダメと言われたが

目を動かしてはダメだとは言われなかった。

 

撮影機をこれでもかというぐらい見た。

 

「はい座って待っててくださーい。

 スポンジは後ろのごみ箱に捨ててくださーい。」

 

セルフ感のすごいレントゲン室だった。

 

問題なく撮影できているか技師が確認している間

ふとレントゲン室の周りを見渡してみると

マンモグラフィ用のガーゼのようなものが置いてあった。

 

乳がんを検査するときに使用するマンモグラフィ

 

聞けば乳をこれでもかというぐらい寄せ集めて

めっちゃ挟んでレントゲンを撮るらしい。

 

県から乳がん検査の案内が届いていたが

乳がん検査を受けなかったのは

「痛そうだから」の一言で完結した。

 

でもまたいつか余裕ができたら検査するんだろうなとは思う。

今回の親知らず抜歯も余裕ができたからするんだし。