事務系独身アラサーが親知らずを 抜く

事務系独身アラサーが親知らずを4本抜く話です。

親知らずまでの歴史

「親知らずが横に生えてますねー」

 

この瞬間、私と親知らずとの戦いが始まった。

 

といってもただ親知らずを抜くだけなんですけどね。

 

まずは私の歯医者遍歴を。

 

小さいころから虫歯になりやすく

虫歯の部分を削って銀歯を入れる治療を何度もしていた。

小学生の時には「顎の発達が悪い」と言われ

アホ程硬い豆を毎日のように食べさせられた。

銀歯は上下の奥歯に余るほど詰められたが

高校卒業時には虫歯のない完治状態となった。

 

その状態で大学進学のため県外へ。

 

なんとなく虫歯ができているんだろうなとは思っていた。

ミスドのドーナツを食べれば歯が痛み

コンビニのチョコ入りマシュマロを食べれば歯が痛んでいた。

 

歯医者に行かねばと思っていたが

小さなころから一つの歯科医院にかかりつけになっており

大学に進学したからと言って新しく歯医者を変えるのは

勇気がいることだった。

 

知らない人に口の中覗かれるのってイヤじゃん。

 

昔から行っている歯科医院に

帰省時に行けばよかったのだろうけど

バイトや同窓会などでなかなか機会がなく

気づけば歯の痛みを放置したまま大学を卒業していた。

 

甘いものを食べた時しか痛まなかったので

就職して落ち着いたときに

ゆっくり治せばいいやと思っていた。

 

とそのまま放置して社会人になって早3年。

 

大学の4年間放置できるんだから

3年とかあっという間に過ぎるよね。

 

少し生活に余裕が出てきて

そうだ歯医者行こう

と思い立った

 

7年ぶりの歯科医院はいつの間にか完全予約制になっていたので

予約を入れることにした。

 

電話口で7年ぶりの診察だと伝えると

「長いですなー」と言われた。

 

7年ぶりの歯医者で

まさかあんな驚きの結果が待っているとは思わなかったのだ。